Viewの作成が完了すると、レコード(行)の新規作成や更新を行うことが可能です。
さらに便利にご利用いただくために、入力ルールを設定について説明します。
入力ルールとは、レコードの新規作成や更新を行う際の入力規則です。
これを設定することにより、入力者ごとの表現の違いや入力ミスなどを減らすことにつながります。
1.SMOOZ設計サイトへログインし、プロジェクトを選択してください。
2.左のメニューバーから「テーブル/カラム設定」をクリックします。
3.右端にある三点リーダーをクリックし、「カラム設定」を選択します
4.カラム一覧が表示されたら、右端にある三点リーダーをクリックし、「入力ルール設定」を選択します。
続いて、「入力ルール」ページで設定できる各項目についてご説明します。
※ルールを設定するカラムのデータ型によって、設定できる項目が異なります。
■必須入力
「必須入力」にチェックを入れると入力が必須のカラムになります。
もし現状レコードが空の場合であとから必須にした場合には初回編集時に値の入力を求められます。
■デフォルト値
レコード新規作成時にデフォルトで表示される値です。
・NULL:デフォルトではなにも表示されません
・定数値:任意の値を設定することができます
・最大値+1:選択したカラムに格納されているデータの最大値に+1した値をデフォルトとして表示します
■入力説明
どのような値を格納するカラムなのか、説明分を設定することができます。
例えば、下画像のように入力説明を設定すると
レコードの更新・新規作成をする画面ではこのように吹き出し形式で表示されます↓
■プレイスホルダー
こちらも入力説明同様の使い方が可能です。
入力説明との違いは表示位置です。
プレイスホルダーに設定された文章は、レコード新規作成画面において入力欄のテキストボックス内にグレーで表示されます。
例えば、下画像のように設定すると
SMOOZサイトのレコード新規作成画面ではこのように表示されます。
■プルダウンから選択
「プルダウンから選択」を設定することで、データの入力者は用意された選択肢からデータの更新・新規作成を行うことができるようになります。
選択肢を設定する方法は2種類あります。
□テーブル参照
他テーブルのカラムの値を参照し、選択肢として設定することができます。
テーブル:参照するテーブルを選択します
ラベル:選択肢とするカラムを選択します
値:実際にデータベースに格納されるのは、この「値」に選択したカラムデータです
例)
顧客テーブル
顧客ID | 顧客名 |
---|---|
001 |
株式会社デモ |
002 | 有限会社テスト |
003 | SMOOZ株式会社 |
テーブル参照に、上記”顧客テーブル”を選択しラベルに”顧客ID”カラム、値に”顧客名”カラムを選択します。
この場合、選択肢には「株式会社デモ、有限会社テスト、SMOOZ株式会社」が表示され、例えば「株式会社デモ」を選択するとデータベースには値「001」が格納されます。
□固定値
お好きな値を選択肢として設定することができます。
ラベル:選択肢として表示されます
値:実際にデータベースへ格納される値です
■自由入力
入力者が、テキストボックスへ直接値を入力します。
□バリデーション設定
入力する値を制限することができます。
文字数範囲の制限や、文字種の制限などを設定することが可能です。
□定形バリデーション
・Eメールアドレス:「○○○@○○○」のようなメールアドレス形式のみの入力を許可する設定です
・URL:URL形式の入力のみを許可する設定です
・電話番号形式:「○○○-○○○○-○○○○」のように、数字とハイフンの組み合わせ形式の入力のみを許可する設定です
□カスタム設定
正規表現を用いて入力規則を設定することができます。